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工業都市

​栗林研究室

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人文地理学とデータサイエンス
Human ​Geography and Data Sciences

 皆さんが生まれ育った地域はどのような地域だったでしょうか。都市だったかもしれないし、農村だったかもしれません。東京?大阪?名古屋?それとも....?私たちの人生はその時々にどこかの地域と交差してきたはずです。親の転勤で、進学で、就職で、結婚で、子育てで、旅行で、Uターンで。夢があった時に、挫折した時に、辛かった時に、嬉しかった時に。もちろんその地域で暮らし続けたい人も、はたまた別の地域に移動したい人もいることでしょう。

 ところで、地域を知るとはどのような営みなのでしょうか。どのようなデータを収集・分析すれば地域を知ることになるのでしょうか。用いるデータは公的機関が発表している統計であったり、地域の人の語りであったり様々です。皆さんの人生経験そのものが地域を知る手掛かりになることだってあります。ゼミや講義では、文献講読や地域調査法、統計学、地理情報システム(GIS)、プログラミングなど、皆さんが地域の現象や問題と向き合うための術を学びます。私もまだまだ勉強の毎日です。一緒に未知へと踏み出しましょう!

 ようこそ栗林研究室へ、ようこそ学問の世界へ!

基礎演習の履修者向けのゼミ紹介です(カラー版)

シラバスは以下の「教員名」欄から「栗林 梓」と検索をお願いいたします。姓名の間にスペースが必要です。

https://univision.kogakkan-u.ac.jp/syllabus/

​時間割(2024年4月1日時点)

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​ゼミで扱った文献の記録

令和6年度春学期
◼︎湯澤規子 2001. 結城紬生産地域における家族内分業の役割:織り手のライフヒストリーからの考察. 地理学評論 74A: 239-263. (​2024.4.23.)
◼︎佐藤大祐 2001. 相模湾・東京湾におけるマリーナの立地と海域利用. 地理学評論 74A: 452-469.(2024.5.7.)
◼︎堤 純 1995. 前橋市の市街地周辺地域における土地利用の転換過程:土地所有者の土地利用に関する意思決定を中心に. 地理学評論 68A: 721-740.(2024.5.14.)
◼︎仁平尊明 1998. 千葉県旭市における施設園芸の維持と技術革新. 地理学評論 71A: 661-678.(2024.5.21.)
◼︎谷 謙二 1995. 愛知県一宮市における都市内居住地移動. 地理学評論 68A: 811-822.(2024.5.28.)
◼︎水野真彦 1997. 自動車産業の事例から見た企業間連関と近接. 地理学評論 70A: 352-369.(2024.6.4)
◼︎鹿嶋 洋 1995. 京浜地域外縁部における大手電機メーカーの連関構造:T社青梅工場の外注利用を事例として.  
地理学評論 68A: 423-446.(2024.6.11)
◼︎横山 智 2001. 福岡県矢部村における台風災害地の森林管理:崩壊地分布と台風災害復旧の分析から. 地理学評論 74A: 287-304.(2024.6.18)
◼︎中澤高志 2001. 研究開発技術者の新規学卒労働市場 : 東京大都市圏への集中過程を中心に. 経済地理学年報47: 19-34.(2024.6.25)
◼︎梶田 真 1998. 奥地山村における地元建設業者の存立基盤 : 島根県羽須美村を事例として. 経済地理学年報44: 345-354.(2024.7.9)
◼︎小野映介・前田洋介 2024.『地理学で卒業論文を書こう』古今書院. (2024.7.16, 23, 30)

令和6年度秋学期

栗林ゼミでは現在,フィールドワーク(鳥羽市)に向けて準備を進めています!
市史や論文の読み込み,地理情報システムを用いた地域分析などを通じて,鳥羽市の地域性について整理しています.
 

​Location

​コラム(本と私の人生) No.3

​自己紹介
長野県生まれ、大学進学後に茨城県へ引っ越して8年を過ごしました。現在は東京都のweb系企業で働いています。休日はクラフトビール、美術館博物館を楽しんでいます。

紹介する本:『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』

今回私が紹介する本は『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』です。 ソフトウェアエンジニアの間では広く知られており、「良いコード」を書くための考え方やテクニックが解説されています。エンジニアでない方でも、少しでもコードを書いたことがあれば前半の章は面白く読めると思います。 この本の前提には、良いコード(理解しやすいコード)を書くことで、未来の自分や共同作業者、レビュワーがコードを理解する時間を最短にするというコンセプトがあります。実際に紹介されている内容は、理解しやすい変数名や関数名の選び方、適切なコメントの書き方、読解しやすい処理の切り出し方など、かなり具体的です。読んだ後、すぐに実践に移せる内容ばかりです。 この本を読んでからというもの、私自身のコードがより明瞭になりました(変数名を考える時間も減りました!)。また、他人のコードをレビューするときも、わかりにくい点を具体的に指摘できるようになりました。 自分の制作物のクオリティは、意外と細かい部分に支えられていることや、複数人で何かを作り上げるときには、自分の意図をスムーズに周りに伝えるための土台が必要であることなど、多くのことを学びました。

森の木
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