last updated 2025.11.9.
講義内容
主な担当講義の内容を紹介いたします。地理学,情報科学,データサイエンスに関する講義を担当しています。
地誌学
地域政策,都市問題,産業,人口,開発,資源,観光,文化,自然など,地域をみるための多様なレイヤーについて学び,その固有な組み合わせ(相互作用性)としての地誌を把握する力を養います。毎回,日本や世界の具体的な地域を取り上げることで,全体と部分の関係をみながら,地域の固有性に迫ります。


GIS実習Ⅰ・Ⅱ/伊勢志摩定住自立圏共生学Ⅲ・Ⅳ
位置情報を効率的に可視化・分析できる技術である地理情報システム(GIS)を活用して,地域的な課題を探究する科目です。他地域との比較を 踏まえ,伊勢志摩地域の人口,公共施設立地,防災,経済などについて学びます。
プログラミングⅢ
記述統計から推測統計までの基礎的・標準的な統計学を学び,Rを用いて統計分析を実行します。統計学を学びつつ,プログラミングの素養を身につけることが可能です。データをじっくりと観察し,分析するだけでなく,結果を解釈する力を養います。


プログラミング・アルゴリズム基礎
アルゴリズムとデータ構造演習
pythonを用いて,アルゴリズムの基礎について学びます。サーチアルゴリズムやソートアルゴリズム,迷路探索アルゴリズムまで,多様な問題の解き方に触れることで柔軟な思考力を養います。また,こうしたアルゴリズムが私たちの生活をどのように便利にしているのかを考えてもらっています。

自然地理学
自然環境と人間社会の関係を大きなテーマに据えています。46億年の時間スケールとグローバルな空間スケールで私たちが暮らす地球の地形,気候について学びます。WebGISでの実習も取り入れながら,自然地理と私たちの生活がいかに関わっているのかを読み解きます。



専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
3年生の春(文献講読),3年秋(現地調査実習),4年生(卒論指導)という形で進んでいきます。特に3年生の秋学期にゼミ生全員で行うフィールドワークでは地域を多角的にみる力が養われます。令和6年度は鳥羽市でフィールドワークを行 いました。Seminarのページもご覧ください。