本と人生 2
- os2429
- 5月24日
- 読了時間: 2分

長野県生まれ、大学進学後に茨城県へ引っ越して8年を過ごしました。現在は東京都のweb系企業で働いています。休日はクラフトビール、美術館博物館を楽しんでいます。
今回私が紹介する本は『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』です。 ソフトウェアエンジニアの間では広く知られており、「良いコード」を書くための考え方やテクニックが解説されています。エンジニアでない方でも、少しでもコードを書いたことがあれば前半の章は面白く読めると

思います。 この本の前提には、良いコード(理解しやすいコード)を書くことで、未来の自分や共同作業者、レビュワーがコードを理解する時間を最短にするというコンセプトがあります。実際に紹介されている内容は、理解しやすい変数名や関数名の選び方、適切なコメントの書き方、読解しやすい処理の切り出し方など、かなり具体的です。読んだ後、すぐに実践に移せる内容ばかりです。 この本を読んでからというもの、私自身のコードがより明瞭になりました(変数名を考える時間も減りました!)。また、他人のコードをレビューするときも、わかりにくい点を具体的に指摘できるようになりました。 自分の制作物のクオリティは、意外と細かい部分に支えられていることや、複数人で何かを作り上げるときには、自分の意図をスムーズに周りに伝えるための土台が必要であることなど、多くのことを学びました。
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